イスラエルという名を知る瞬間

イスラエルの国が非常に複雑な点についてはよく分かっていただけるだろう。あくまで概要の、それこそ深いところまで突っ込んでいないが表面から既に深層部分で蔓延る闇を垣間見れるはずだ。オオカミは嘘をつくの映画を見るだけでも、制作がイスラエルというだけで人によっては映画に対する印象が偏見的な見方になる可能性が大いにある。ただこうした点を抜きにして、初めてイスラエルという名を聞いた瞬間についてだが、これも人によって分かれるかもしれません。

筆者が初めて名を知ったのは、旧約と新約、どちらの聖書について勉強している時だった。それまでにも何度かイスラエルという国をメディアのニュースで報じられているのを聞いたことはあるかもしれないが、自分で気になって調べるまでには至らなかった。聖書からというのもあって、イスラエルはキリスト教にとっての聖地と言われていた、これが一番印象に残っている。

ただこれは一般的な観点から見れば非常に矮小な見方であると判断されてしまうかもしれません。実際、筆者も聖書が始まりだったとはいえ、それ以降ニュースやイスラエルについて調べる機会に恵まれてからは、とてもではないが聖地などと呼べる場所ではないと思ってしまった。何故なら、この国は常に紛争や戦争など、ありとあらゆる争いの火種を抱え込んでいる点が強すぎるからだ。ニュースでも、イスラエルのパレスチナがその名を出すだけでまた紛争が激化したのか、それともなにか新しい動きが起こっているのか、との見方を持つようになる。

印象などすぐに塗り替えられてしまったが、それは今でも変わっていなかった。イスラエルについて一言でもまとめるなら、『超軍事国家』という表現が適切だとする考え方が根付いているのです。軍事国家と言われると現代では珍しい話と見なされてしまいますが、ないわけではない。

色々ある宗教

軍事力を重視するように

軍事力という点で、現在の日本も決して人事ではない法案が可決されたのがこの一ヶ月の間で巻き起こった。言わずと知れた安保法案になる、見方を変えれば迫り来るテロリズムの中で日本も備えを持つというのは正しい、けれど憲法に明記されている平和への宣言を無視した内容となっているため、この判断が正しかったかどうかと言われれば、間違いなく否だろう。この法案が成立したことで、日本も積極的な戦争介入が実現し、これまで自衛隊に所属していた人々は本物の戦場へ足を運ぶ機会が増えるわけだ。

かつての日本も軍事国家として世界へと宣戦布告をした歴史を有している、その結果は大敗どころの話ではない。無条件降伏の果てに数年間の実質的な支配を受け続ける屈辱を受けた。そんなことが繰り返されるのだけは避けなければならない、ですがそれ以上に危惧すべきなのは日本が戦争からこれまでの間で70年近く遠ざかっていた点についてです。現在の自衛隊員で本物の地獄を見てきた人がどれほどいるだろうか、硝煙と血、そして肉が焼けた空気の中で焦土と化した大地に無数に散らばる死体、それを地獄と言わずしてなんというか。

同時多発テロが起きて、アメリカがイラクが戦争状態になった際、後方支援として日本の自衛隊員も参加したが人知れず報道されないまま帰国してから自殺した人もいるという。これまで戦いを知ることのなかった日本の様子を見て、イスラエルにすればほぼままごとをしている子供のように見なしているのではないか。日本にしたら、軍事力を然として整備し続けている国の存在は極めて脅威であり、そして報復を受けやすくする法案となっている。これは日本でもいずれ海外で巻き起こっているテロが発生する因果を膨らませる作用を担っている事に繋がるでしょう。

その気になればイスラエルが日本へと軍事行動に出る可能性も十分にある、その時おそらく自衛隊などと見せかけだけの自衛手段はほとんど役に立たないまま蹂躙され尽くされるだけだろう。イスラエルの軍事力、そこには慈悲も情けも掛けることなく遂行するだけの勢いがあるからだ。

戦争を題材にした作品

他国への攻撃と内情への攻撃では

ではイスラエルが日本をすぐに攻撃するかどうかと言われると、それが実現する可能性は微妙なところだ。そもそも揺れ動いたままで固定すること無く、常に民族や宗教といったあらゆる問題を抱え込む不安材料がたくさん存在するイスラエルでは、他国を攻撃しているだけの体力が本当にあるかどうかだ。イスラエルから日本までの距離を考えても決して近いとはいえず、その距離間から攻撃を行うまでには様々な用意が必要でしょう。

だがそれ以前に、例えばイスラエルが日本を攻撃するために軍事の矛先を向けたとするなら、それは慟哭の特別自治区であるパレスチナにすれば、最大の好機となる。こうした点から、イスラエルという国が外ではなく、常に内へと戦争を引き起こす原因がある。それはいうなれば、民族としての問題、ユダヤ人とアラブ人との戦いに直結する。

映画から見る、超軍事国家イスラエルの狂気性を考察

オオカミは嘘をつく、という映画作品をご存知だろうか。実の娘を殺された父親の怒りが犯人と思しき人間へと向ける狂気が、これでもかと表現されている内容だ。この映画は中東でも過激な国情を持つ『イスラエル』国内で制作された作品となっている。映画から見るイスラエルという国の事情、かつて聖地も存在していたはずの国で何が起きているのかを、このサイトで独自考察していく。

衝撃のドキュメンタリー