聖地と呼ばれた歴史

そんな民族問題に揺れるイスラエルですが、その始まりは先程も話したようにかつてはカナン、つまりは聖地と呼ばれた場所として謳われていた。今でもそう考えている人はいるかもしれませんが、大多数の常識的な人々にしたら、とてもそんな風に思えないと考えるかもしれません。筆者もその1人だ、別段キリスト教を信仰している敬虔な信者、といったことはない。純粋に学問として学んだ身としては、かつてはエルサレムと呼ばれた楽園がどのようになっているのか、一度は見てみたいと考えたこともある。

ただ国の治安という不安があったため、行きたいと思っても赴く勇気どころかどうしてわざわざ命を落とすかもしれない場所へと足を運ばなければならないのか、などと合理的に考えるようになった。まだ死にたくはないので、この選択は正解だっただろうと根拠の無い自身を持てる。もう少し治安が安定して、海外の旅行者が気兼ねなく足を運べるようにしてくれたら、また意識も変化するかもしれません。

そんなイスラエル、中でも古代において誰もがよく知っている歴史がある。言わずと知れた、奴隷とされたイスラエル人を解放した『モーゼ』の存在を忘れてはならない。

色々ある宗教

放浪すること40年間の果てに

モーセといえば海を割いて古代イスラエル人を救ったということで有名です。こう書くと、イスラエル人がまるで地球割りをするかのように聞こえます、ぶっちゃけ筆者は子供の頃モーセは肉弾系祈祷師なのだろうと、自然に考えていた。本当にそうだったら面白いかもしれませんが、神秘性の欠片もありませんね。

そして辛くもエジプトから受け続けた虐げから逃れることが出来たイスラエル人だったが、約束の地と呼ばれたカナンに辿り着くまでに、何と40年もの時間を掛けたといわれている。エジプトとイスラエルは地図的に見れば隣国となっている、だが当時は徒歩で国を目指さなければならないため、山越えにしろ、海越えにしろ、それらを人間の二本足で乗り切らなければならなかった。それだと40年という時間がかかってもおかしくはないでしょう。

そうして辿り着いた聖地があるからこそ、古代のキリスト教信者にとっては聖地巡礼の度に相応しいと考えられてもおかしくない話です。

迫害されたユダヤ人の聖地

ここでいう古代イスラエル人とは、民族的にユダヤ人のことを指しています。彼らにすれば安寧の地はここしかないと考えていたほどであり、1900年代頃に発生した迫害から何とか逃れることに成功した生き残りのユダヤ人たちは、イスラエルでの生活を目指すことになったのです。だがその時にはすでにイスラエルのパレスチナに当たる場所はイギリスに支配されており、多数のアラブ人が在住していた。

ユダヤ人とアラブ人同士の争いは、ここから本格的となっていく。そして幾度と無く戦争に戦争を重ね、それぞれが譲れないものをかけて戦いを繰り広げるようになり、世界に広がる大国もそれぞれの国を立場などを考えて支援する動きに乗り出していった。そうして過去、昭和中期から平成初頭まで続く戦争史へと引き継がれていくのです。

民族間の問題は簡単に折り合いをつけられるものではないのは間違いない、こう考えるとオオカミは嘘をつくという作品のイスラエル制作も納得ができるはずだ。それについては先程話した劇中のミッキがアラブ人と遭遇した時の態度で説明できるはずだ。

戦争を題材にした作品

聖地だった国の果て

以上のことを考えると、旧約聖書でも多く登場する聖地、その代表的な場所としても名前が頻繁に上がるエルサレムを有するイスラエル、ここを聖地と呼べるような秩序は現在存在しないだろう。それもイスラエル人ならそう感じるところも、アラブ人にしたらそんなこと関係ないと振り払われてしまったら、そこまでだからだ。民族問題が出てくるとこうした部分もまた問題となり、それと同時に過去の因縁からどちらが上か下かを決める戦いにまで発展する。

聖地と呼ばれた当時のイスラエルがどれほどのものだったかを知る材料は殆ど無い。まして今のイスラエルを知る現代の若者たちに言わせてみれば、そんなのただの妄想に過ぎなかったのではないか、そう感じる部分も出てくるかもしれません。国民的な意識に則れば、そんなことはないと断言したいが、実際のところどうなのかも果たしてとなっている。いつかの時代、イスラエルはユダヤ人にとっての楽園だったのかもしれない、しかしそれも揺れ動く情勢に翻弄されてしまっているため、神聖な面持ちは残念ながら色あせてしまっている。

今後また見方が変わってくるかもしれないが、それを解決するための民族同士の問題に決着は付く日は恐らくまだ来ない。

映画から見る、超軍事国家イスラエルの狂気性を考察

オオカミは嘘をつく、という映画作品をご存知だろうか。実の娘を殺された父親の怒りが犯人と思しき人間へと向ける狂気が、これでもかと表現されている内容だ。この映画は中東でも過激な国情を持つ『イスラエル』国内で制作された作品となっている。映画から見るイスラエルという国の事情、かつて聖地も存在していたはずの国で何が起きているのかを、このサイトで独自考察していく。

衝撃のドキュメンタリー

塗装会社といっても実にさまざまな形態の会社があり、工事費用の算出根拠や見積金額も会社の数分あるといっても過言ではないでしょう。