首都について

イスラエルの首都はエルサレムと、先程からそう紹介してきたが実は、現在の首都と呼ばれる場所は『デルアビブ』と呼ばれる都市にすべきだと発言している、その一端が垣間見れる。ただイスラエルにすれば首都はエルサレムだと公的に宣言している、この点については揺るぎない事実だ。ですが世界大戦後、イスラエル建国・第一次中東戦争などの問題が起きた際、首都機能を有していたエルサレムは戦争の経緯や歴史的背景などが関係して東西に分断されてしまったのだ。ドイツのベルリンの壁のようなものと考えてもらえればいいでしょう、戦争問題によって2つに引き裂かれてしまい、この時西側のエルサレムこそが首都であると宣言したことで事態は混乱の一途を辿ることになる。

その後の歴史において、2つになってしまったエルサレムも無事統一することになり、これにてエルサレムが名実ともにイスラエルという国の首都であると議会でも認定されるのでした。しかし東エルサレムにすればそんなの不当だとして、決定の向こうを国連総会に提出していますが、大多数の国による反対に遮られて叶うことはありませんでした。

ですがこうした経緯があるにも関わらず、世界の多くはイスラエルの首都はエルサレムではない場所であり、エルサレムを首都として認める訳にはいかないとしているのです。そんなイスラエルですが、こんなお国問題は民族だけでなく、内政や外交などの事情にも影響を及ぼしてしまっている。

色々ある宗教

政治的な問題

イスラエルが現在抱えている問題として挙げられるのは、

  • パレスチナ紛争を始めとした紛争問題
  • ユダヤ教と国家の関係
  • 経済・貿易問題

といったことが一番の難点になっている。

この中でもやはり重要なのは紛争問題についてだろう。過去の歴史から続く、アラブ人とユダヤ人の対立は現代に始まったことではない。その始まりは遙か先、7世紀頃から続いていると言われている。単純計算で考えればおよそ1200年以上も続いているのです。紛争問題とイスラエルはとても深く繋がる話であり、同時にイスラエルから切り離して考えて良いものでもない。彼らのすることが正義とは行かないが、戦いという戦いの泥に巻き込まれてのこととするとその意図を見つけ出すのは困難だ。

また現在ユダヤ人が多く住んでいるイスラエルと、対立状態にあって同じ国内どうして緊迫した関係にあるパレスチナ特別自治区にはアラブ人が住んでいる。こうした点からもユダヤ人に対するアラブ人たちの思いは深く、どうして今まで自分たちが住んでいた土地によそ者が堂々と侵入してきているのだと、そういった憤りが感じられる。

聖書の中で語られるユダヤ人達に楽園と伝承されている点について、アラブ人にすれば納得など出来るはずもない。これもまた民族の、それこそ宗教的な問題へと発展していく。

戦争を題材にした作品

外交について

続いて外交という、国際社会におけるイスラエルという国がどのような立ち位置にいるのかを考えてみる。現在の方針としては、自国の安全確保を優先するとともに、アメリカやEUなどの欧米諸国との関係を強化していこうとすることに重点が置かれています。どの国もそうですが、ユダヤ人とアラブ人という人種間のトラブルは日常的に絶えないだろう。ここへ日本人なんていうわけのわからないものまで加わってしまえば、さらに混迷するでしょう。

欧米諸国との関係を強める一方で、アラブ諸国などの関係については徐々に和睦が結ばれていっている。かつては古代イスラエル人たちを貶めたといわれているエジプトにしてもそう、いつかの時代は険悪な関係でしか無かったのが、現代に入ることで少しづつではあるが改善への道を歩き始めている。ですがそれでも危険な国と判断して関係強化をしたところもある。その1つが核実験なども積極的に行うイランなどだ。歴史的な歩みにすればまだ始まったばかりとも言える取り組みですが、前進していると言っていい状況でしょう。

外交機能が集約している場所

そしてこの外交という点で、現在までに外国大使館などが多く集まっている都市が、デルアビブと呼ばれる都市となっているのです。現在のエルサレムには首都と呼ばれてはいるが、デルアビブで見られる大使館が殆ど無いことから、こうした点からもイスラエルの首都と呼ぶにはふさわしくないと考えての反対意見となっている。

現在までイスラエル側の言い分を聞き取るとしたら、エルサレムこそが首都と呼ぶべき場所なのかもしれませんが、それでも呼ばれるためには材料が足らないという欠点を抱えている。

映画から見る、超軍事国家イスラエルの狂気性を考察

オオカミは嘘をつく、という映画作品をご存知だろうか。実の娘を殺された父親の怒りが犯人と思しき人間へと向ける狂気が、これでもかと表現されている内容だ。この映画は中東でも過激な国情を持つ『イスラエル』国内で制作された作品となっている。映画から見るイスラエルという国の事情、かつて聖地も存在していたはずの国で何が起きているのかを、このサイトで独自考察していく。

衝撃のドキュメンタリー